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ようこそ!! ここは櫻井きらと綿帽子が運営する同人サイトです。 主にこの2人がただひたすらに萌を 展開させております。 start/2008年5月6日
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「ルルーシュッ!!」

 

 

気がつくと私は叫んでいた。目の前には胸から血を流して横たわる・・・

 

 

「いやああああ・・・・・っ!!」

 

 

悲痛な叫びが部屋中に木霊した。・・・そう、「部屋」中に。

 

 

「いい加減にしやがれこの馬鹿姉がああ!!」

 

 

ゴッ

 

 

あ、いい音がした。

 

 

「朝から晩までギアスギアスギアスギア(略)!!付き合わされるこっちの身にもなれ!!」

 

 

眼前に立つのは雄雄しく腰に左手を当て、右手をグーにして掲げている少女。

 

 

「コーネリア様・・・ッ」

 

 

「まだ言うか!」

 

 

ゴスッ

 

 

いい音再び。そう、此処は私の部屋。目の前に立つのは妹。そして私はギアスファンのスザルラー。いわゆる腐女子である。

 

 

「でも、でもぉ・・・ギアスは泣けるんだよ・・・それにあんただってギアス好きじゃん」

 

「それを踏まえても、この一ヶ月、毎日毎日同じモン見せられて、それだけならまだしも、隣で絶叫する姉を見せられてみろ!!私じゃなくてもうんざりする!」

 

うぬう、確かに。私は言葉に詰まった。確かに、アニメ、「コードギアス」が最終回を迎えて一ヶ月。毎日私の隣でアニメに付き合ってくれたのは感謝してもし足りない。

 

大体、腐のフィルターで妄想する私はともかく、妹は単なるアニメ好きというだけで、けっして腐女子ではない。

腐女子に偏見を持っているわけではないが、どちらかというと、一般人、パンピの方に分類されるだろう。

それが、隣でもだえる腐(姉)を見ながら毎日アニメ鑑賞。

・・・うん。実に地獄だ。もし私が逆の立場なら御免被る。断固拒否。

我ながらいい性格をしていると思う。

この間、友人とのメールで、お前はサドか、と言う返信をもらったとき(どんなだ)、その通りだ、と返したぐらいには自分のことをわかっているつもりだ。

話はそれたが、つまり私が言いたいのは、そりゃあ(妹が)しんどいわな。ということだ。

 

「・・・ゔゔ、すまぬ」

 

「分かったか、じゃあこれから自分が何をすべきか分かるな?」

「ああ、私は改心したよ。我が妹よ。今までのこと、本当にすまない」

「よし、それで?」

「仲直りの証に、」

「証に?」

「レッツギア」

黙れ

 

分かってないじゃないか!と私を一喝した後、妹はずんずんと足音をたてて部屋から出て行った。分かっているさ。アレは妹の優しさだ。きっと静かにアニメを見て欲しいという気遣いだろう。実によくできた妹だ。(シスコンフィルターON)

 

そういえば、妹といえばナナリー。ナナリーといえばルルー・・・。

 

ぐす。涙がまたこぼれた。何でルルは死ななきゃいけなかったんだ。ルルーシュはスザクと幸せにならないといけないのに・・・。(腐全開)

 

 

ああ、スザルル合衆国を創りたい。そう、オールハイルスザルル!スザルルに優しい世界を!←

 

 

そのまま鑑賞会を始めた私は気付かなかった。その時本棚に飾ってあるランスロット(プラモデル)の目(?)がキラリと光ったのを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

===========================

 

 

後書きという名の懺悔

 

 

やっちまった!
ゼロといっしょとかキラルルシリーズも書けてないのにやっちまった。

 

初めて夢をかいたんだぜ(だから何

 

続きそうに書いてますが、コレ。続く・・・のか?

 

読みたい方は拍手かメールにお願いします。読みたい方がいらっしゃれば書きます。

うん、きらは頑張るよ!←

 

ちなみにメールの話はきらの実話だったりします。

 

以下その内容の一部抜粋。

 

 

 

友人「コレ見て」

 

とホラー画像を送信してくる。

 

きら「

 

一言送信で返す。

 

友人「その一文字が怖い」

 

とさらにホラー画像を送ってくる。

 

きら「やめろ」

 

風呂上りの自分(貞子モード)の写メを送る。

 

友人「マジで怖いから!」

 

とかなりあせった感じのメールが。

 

きら「風呂上りなんだぜ☆」

 

とさらに撮り直した画像を送る。

 

友人「ちょ、マジで怖いからやめてー!!!あなたはサディスティック星の妖精ですか!?そうですか。」

 

と、焦りを含む切り替えし。

 

きら「いいえ。サド星雲第2828番惑星どえす侵攻軍所属、ニヤリ小隊隊長。階級は大佐です。

 

ニヤニヤしながら送る。(ネタが分かった人、いるかなー)

 

以下延々と続く。

 

 

 

 

・・・ど ん な だ 。

 

 

因みに「妹」のモデルはその友人だったり。

 

 

最後に、

 

書いてる本人が一番楽しい小説でした!(ひれ伏せ

 

 

 

 

 

 

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「ルルちゃんーミレイさんが遊びに来たわよーっ!!」

 

 

バアン、と、勢いよく扉を開けて執務室に入って来たのは、神聖ブリタニア帝国第11皇子、ルルーシュの婚約者、ミレイ・アッシュフォードだった。

 

婚約者に御用心☆

 

 

「また、ですか?会長」

 

 

「やーねぇ、婚約者なんだから、そんな他人行儀にしなくても」

 

 

まただ。スザクは思った。今月に入って7回目、ミレイはよくルルーシュに会いに政庁に来る。婚約者なのだから、とは言ってもやはりルルーシュと、その婚約者が目の前でベタベタするのは、やはり、いたたまれない。

だってスザクは自分の主君が―ルルーシュが好きなのだから。

 

 

「会長さん、おはようございます」

 

今はまだ朝9時だ。だからこの挨拶も妥当だろう、スザクはそう思いながら―表面上は―にこやかに答える。

ルルーシュに胡散臭いといわれようが、他人にはそう易々と本心を悟られない自信があった。

     ・・のだが。

 

 

「あら、スザク。嫉妬?」

 

にこにこと笑いながらズバリ本心を言い当てるミレイに目眩がする。

さすがルルーシュの婚約者とでもいうべきか、それとも貴族なら自然と身につくものなのか。彼女の観察眼には舌を巻く。

まあ、そうでなければ帝国屈指のひねくれ者―ひどい言い方であるが自分の主である―の婚約者などやっていられないのだろうが。

 

 

「あの「「ルルーシュ(お兄様ー)」」

 

 

軽く顔を引きつらせて、ミレイに反論しようとしたスザクを押しのけるように、ではなくふっ飛ばし壁とお友達にさせたのは、ルルーシュの愛妹、ユーフェミアとナナリーだ。

 

 

「遊びましょう、お兄様!アリエス宮の北側に、薔薇がたくさん咲いていましたの!」

「いいえ、それよりお茶をしましょう!お姉さまがイレブンから和菓子をたくさん取り寄せてくださったんです!」

 

頬を上気させ、可愛らしい笑顔を振りまきながら2人の美少女がならぶ。

実に眼福である。

・・・隣に血を流しながら倒れている青年と、そこに至る一部始終を見ていなければ。

 

 

 

 

「ああ、じゃあお茶をしてから遊ぼうか?2人共。」

 

 

だがしかし、「そんな些細(?)なことは愛する妹達の前では皆無に等しい!」を素で貫くルルーシュは、やはりそんなことはなんでもないかのように、花のような笑顔を浮かべていた。

 

余談だが、その日のアリエス宮では、朝9時ごろ、鼻血による出血多量で十数人が病院に運ばれたとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、何を言おうとしてたの?スザク」

 

 

ルルーシュ、ユーフェミア、ナナリーがお茶をしている光景を、穏やかな表情で眺めながらミレイは質問した。

 

「いえ、会長さんは羨ましいなって思っただけですよ」

 

ミレイもお茶に誘われていたのに、それを断ってスザクといる事に、少し疑問を感じながらも、スザクは答える。

 

「え?」

 

 

「いえ、婚約者だから、ずっと傍にいられるでしょう?僕は騎士だから、恋人にはなれない」

 

 

「そう…」

 

 

 

ミレイはスザクの想いを知っている。だからこその答えだ。

それを聞いて、ミレイは空を見上げて言った。

 

 

「スザク、私は貴方が羨ましいわよ」

 

「は?」

 

 

これは予想外だった。

まさか、自分がなりたいと望んでいた立場の人が、自分を羨んでいるなんて。

 

 

 

「何故です?」

 

 

「私ね、小さいころ、ルルーシュの騎士になりたかったの、でも、貴族で、しかも女だから、なれなかったわ。この生まれじゃなかったら、ルルーシュを守る、騎士になれたんじゃないかって、何度も思ったの」

 

「はあ・・・」

 

 

 

少し、認識が違った。とスザクは思った。ミレイには悪い事を言ってしまったか、と。

 

次の瞬間までは。

 

「まあ、今はこの立場に満足してるしっ、婚約者の座は譲らないわよ!スザク!だって私もルルちゃんを愛してるから!」

 

 

「はあ!?」

 

 

さっきまでの表情は嘘だったのかといいたくなるほどに明るい笑顔を浮かべられ、スザクは目を見開いた。

気のせいか、空気の崩れる音が聞こえる。

いやむしろ気のせいであってくれコンチクショウ!

 

 

 

「子供は少なくとも10人は作るわ!ルルちゃんに体力が無くても、私が何とかするし!」

 

 

「ミレイさん!?」

 

 

いまや完全に壊された空気にスザクは顔が青くなっていくのがわかる。

ブリタニアのエアクラッシャーと名高いスザクでさえも、これは耐え切れなかったようだ。

 

 

 

「ミレイさーん!!」

 

 

「はーい!ナナリー、今行くっ」

 

 

 

満面の笑みでルルーシュ達3人の元へ駆けていくミレイの後ろ姿を眺めるスザクは17歳の少年には到底かもし出せない疲労を浮かべていた。

そして一言。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゆっ…油断出来ない!!!」

 

 

 

 

そして今日も一日が始まる

 

 

 

初めて書いたスザルル騎士皇子!

・・・なのにミレイさんが出張りすぎてミレルル臭がぷんぷんします。

きらの小説はおにゃのこが強いですよ。ええ!最強ですとも!←

特にナナリーとミレイさんはその筆頭。

 

しかし私がルル受けを書くと、ルルが空気になるとはどういうことか←自分のせい

・・・不思議ですね!(馬鹿

 

とりあえずこれが綿ちゃんへの誕生日プレゼント!(前のは没)←コラ

綿ちゃんおめでと==(*^^*

 

 

 

 

 

 


ああ、ねむい。
放課後の生徒会室、そこでルルーシュはいつもの定位置に座って、惰眠をむさぼっていた。

最近、スザクが白兜のパイロットだと判っただとか、キラを騎士団の幹部に紹介したりだとかいろいろあって、今、騎士団は、そしてそれを束ねるゼロであるルルーシュは殺人的に忙しい。

よって、今ミレイ会長が不在の隙に少しだけでもと眠っていたのだが。

「ルルーシュ♪」

というなんだかものすごく聞きなじみのある自分の名前を呼ぶ声に、一気に覚醒した。
ソレは、この間異世界からやってきた同居人の声で、まさか学園にくるなんて、と、どうやってその声の主を追い返そうと考えていたルルーシュは、声のする方向に振り向き、そして思考を停止させた。

シャーリー、リヴァル、カレンに、ニーナ。
さらに軍務がなくて、珍しく学園に来ていたスザクという名のエアクラッシャーでさえ、そちらを凝視したまま停止している。

そこに居たのは、白いワンピースを着て、やわらかそうな栗毛のロングヘアーをした、美しい少女だった。




「ほあああああああああああああああっ!!キキキラッ!?」

「キが2つ多いよ、ルルーシュ。僕の名前はキラだよ?」

と、首をかしげる姿は、まさしく傾国のそれだ・・・じゃなくて!
相変わらずのほほんとしているキラを怒鳴りつけてやりたいのを、ルルーシュは全力で耐えた。

「あの・・・学園の方じゃないですよね、どなたでしょうか・・・?」

シャーリーがおずおずと口を開いた。
その目には美人に会えて嬉しい、という素直な感想と、ルルーシュの知り合い(しかもかなり仲がよさそう)に対する嫉妬の色が入り混じっていて、普段なら、皆(ルルーシュ以外)ここで彼女に生暖かい目をむけるのだろう。そう、普段なら。

「んーっと、僕はキラ。キラ・ヤマト。ルルーシュの遠い親戚だよ」

だが、キラは混乱した空気を全く気にせず、飄々と言ってのけた。さすがキラ様である。

「え・・・ヤマトって・・・」
「あ、うん、珍しいでしょ。僕、ブリタニアと日本のハーフなんだ。」

にこり、と笑って答えると、シャーリーが鼻を押さえて倒れた。くそう、まけた、可愛すぎる・・・そんな言葉をつぶやきながら。

それをスルーして(酷)カレンが目を輝かせた。

「え、ハーフ?」

本人はポーカーフェイスのつもりなのだろうが、はっきり言ってバレバレである。
幸いなことに、この混乱の中でそれに気づける余裕は、キラを除いて誰にもなかったが。


そこへ、一つだけテンションの違う声が響いた。

「皆ーーーっ!!遅れてごめんなさいねー!」


・・・来た、タイフーン。

部屋に入ってきたミレイは、やはりというべきか、いつもと違う生徒会の空気にすぐに気づき、キラを見つけた。
この空気を変えられるのはもはや会長しかいない、と全員がミレイを見つめる。

「あなた」

そして空気は変わった。

「生徒会に入らない?」


・・・おかしな方へ。












その後、スイッチの入ったミレイが問答無用でキラをアッシュフォード学園に転入させ、さらに宣言どおりキラを生徒会に引き込み・・・とにかく大変だった。

とくに、


「はあ!いきなり何なんですか!会長!ただでさえ忙しいのに!」
「何言ってるのルルちゃん!こんな逸材めったにいないわ!今動かずして何のためのアッシュフォードか!」

とどこかで聞いた台詞を それは神々しくのたまったミレイはそれはそれはすさまじく。

はあ、と、ルルーシュはひときわ大きなため息をついた。




―――――――――――――――――――

ミレイさんは生徒会の最強人物!!
キラが女装して会いに行ったのは、傷心のルルを楽しませようとしたけど、そのまま行ったらカレンやスザクにばれると思ったからです。

ちなみにキラの役職は副会長補佐(何それ




カーテンを引く音と、同時に聞こえた。

「おいL.L.、ピザを作れ。」

 

・・・それが朝一番に聞いた言葉。

 

 

125日、私は生まれた。

 

 

今日は朝から雪が降っているが、穏やかな日で、世界が平和になって最初の冬の日。

・・・なのに。

 

「ピザ?何故俺が・・・」

「私が食べたいからに決まっているだろう?馬鹿め。」

 

そう言いながら、ベッドから起き上がるC.C.

「なっ・・・」

「それに。」

 

ふっとC.C.が微笑んだ。

「今日はお前の誕生日だ。」

 

その言葉に、ルルーシュは目を見開いた。

そんな言葉がC.C.から出るとは思わなかった。

 

「俺はもう死んだ人間だ・・・。」

「だが」

 

はっきりとした口調でC.C.は言った。

さらりとルルーシュのほおをなぜる。

 

「忘れてしまえば、本当に悲しいものだよ、L.L.・・・いや、ルルーシュ。私が、そうだ。だから、私がお前の生まれた日を覚えていてやる。お前が生きている限り、私が生きている限り、な。」

お前がこの世界に生まれてくれた、大切な日だから。

 

声には出さずつぶやいて。

 

「・・・ッ」

 

ひらひらと、涙が零れ落ちる。それは、この寒空に似つかわしくないほど温かかった。

 

「ルルーシュ、誕生日おめでとう。」

 

世界のどこかで、また、だれかがつぶやいた。

 

 

 

12月5日、私は明日を生きている

 

 

―――――――――――――――

 

この後、ルルはC様に誕生日をあげます。

 

「ならお前に誕生日をやる。12月5日、俺と同じ日だ。」

 

小桜ですね(*^_^*)ニヤニヤ←キモい

・・・これが私に書ける精一杯の甘いCルル!(え

 

ルルーシュ、ハッピーバースデー!!!

 

 

 

 

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